団鬼ろ・・・ 緊縛 渚の黄縄地獄
午前11時過ぎには、那賀・勝浦地域に大雨警報、阿南、海部地域に大雨・洪水警報が発令されました。
せっかくの久しぶりの土曜日の休みだというのに、こんな生憎のお天気で渚にも出られず家の中に缶詰め状態・・・ だからという訳ではないのですが、こんなタイトルに・・・
いえいえ、そんな映画を見ているわけじゃありませんよ! 本当ですってばぁ~ (・_・;)
うぉほぉん、おほぉん! え~さてさて、最近の私のブログはBCの先輩方やお友達のブログからの、
私も去年のブログで、阿南の海岸で見つけたこのアメリカネナシカズラのことを書いていますが、最近は県南の海岸でもよく見かけるようになてきました。
5月の始めに行った牟岐の砂美の浜でも見かけましたが、先日12日の海陽町の福良の浜でも、浜辺の植物達が何本もの黄色い蔓に巻きつかれ、〆上げられた挙句、ジワリジワリと少しずつ栄養を吸い取られてしまうという、世にも恐ろしいサディスティックな光景が広がっていました・・・(>_<)
ネナシカズラの仲間には日本在来種のマメダオシやネナシカズラ、ハマネナシカズラなどがありますが、マメダオシもネナシカズラも、アメリカネナシカズラと見た目がはそっくり!
花の付き方や花冠の形状、花柱、雄しべの長さ等が多少異なるだけなので、顕微鏡などで見なければわからず、私のような素人では見分けがつきません。
ですが、海岸でどんどんと勢力を拡大しているのは、たぶんアメリカネナシカズラなのでしょうね。
帰化植物のアメリカネナシカズラが問題になるくらいに勢力を拡大する一方で、ハマネナシカズラやクシロネナシカズラ等の自生種は生育地が限られるため絶滅が危惧されており、環境省レッドデータブックにも絶滅危惧IA類とされているのだとか・・・
恐るべし帰化植物! ですが、人間社会も同じようなもので、「全米第一位!」とか「アメリカ中が涙した・・・」「アメリカで大流行!!」なんて売り文句の商品や映画なんかに、日本人は滅法弱いんですよね~!(^_^;) 私も特に・・・(笑)
by taibeach | 2010-06-26 14:28 | 植物・花・種子