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浦島太郎は釣り名人?

昨日雨を降らせた低気圧は東に去り、今朝は雲一つない青空の広がった徳島県南でしたが、お昼頃には雲に覆われて始め、また雨が降りだして(にわか雨でしたが)しまいました・・・
今までは雨の降る日も少なかったのですが、これからはしだいに雨の多い季節になってきますね。

さて、先日下外ノ牟井の浜に向かう途中の海岸上の斜面で、こんな花を見かけました。
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『ウラシマソウ』(浦島草)です。  (学名 Arisaema urashima サトイモ科テンナンショウ属)
肉穂花序の先端の付属体が、釣り糸状に長く伸びているの様子が、“釣りをしている浦島太郎に似ている・・・” というのが、この和名の由来らしいのですが、付属体が釣り竿と釣り糸に見えるというのは、なるほど納得ですが、浦島太郎というのは???  私の想像力ではちょっと・・・ねぇ(笑)

“釣り”と言えば・・・ 今我が家の庭では、こんな花が咲いています。
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『ケマンソウ』(華鬘草)の花です。   (学名:Dicentra spectabilis  ケシ科 コマクサ属)
春になると、弓なりにしなった花茎にぶら下がるように、このような淡いピンク色の愛らしい花を十数輪咲かせます。 この花の様子が、まるで釣り竿(花茎)にたくさんの鯛(花)がかかっているように見えるところから「鯛釣草」の別名が付けられているのだそうです。

さてさて我が家の庭には、上のウラシマソウや先日のマムシソウと同じ仲間(サトイモ科 テンナンショウ属)の『ムサシアブミ』(武蔵鐙)が花を咲かせています。
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このムサシアブミ、海岸近くの林中などに自生しているそうなのですが、2,3年前にある日突然我が家の庭に生えてきました・・・  たぶん我が家の庭に、木の実を食べにやってきた野鳥が運んできたのでしょうね。

by taibeach | 2011-04-19 20:45 | 植物・花・種子  

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