番外編 : 10年進んでいます。

東日本大震災以降、地震・津波が発生した際に、渚に遊びに来ている海水浴客や観光客を、速やかに安全な避難場所に誘導するために、あちらこちらの渚に設置され始めたのが、『津波避難路誘導看板』
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ここ興津の町も、海のすぐ近くということで、南海大地震による津波の被害が心配される地域。
さらに町へと続く唯一の道路は、私が初めて興津の渚を訪れた数年前と比べると、道路改良が進みずいぶんとよくはなりましたが、まだ道幅の狭い危険な箇所も多く、南海地震などの大きな災害が起こった場合、崖崩れなどにより道路が寸断され、町が孤立することが予想されます。
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同じく南海大地震による津波の被害が心配される、我が地元徳島県南でも、徐々に避難場所の整備等は進みつつありますが、ここ興津で私が感心したのは、津波の心配のない高台に、このような☟緊急用ヘリポートが整備されており、さらにこのヘリポートの上には、保育所とデイサービスセンターが、元あった海岸近くから移転を完了させているということ。
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災害時の避難弱者である、お年寄りと小さな子どもたちの安全が確保されているということは、興津地域の住民の皆さんの防災意識の高さが感じられますね。
さらに、この後に訪れる土佐清水市では、被災した場合に市民の救助活動にあたる消防庁舎、被災者の避難所となる市民体育館が、津波の心配のない安全な高台に移転しており、来年春には中学校の新校舎が完成し開校予定とのこと。
高速道路はドンドンと出来ているし、徳島県南地域と比べて、10年は進んでいます・・・
高台移転には巨額なお金がかかることだし、何なんだろうか?この差は・・・ 政治力?
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by taibeach | 2012-10-27 22:39 | 番外編 | Trackback | Comments(6)  

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Commented by 尚 nao. at 2012-10-28 00:14 x
あの東日本震災の被害を目の当たりにして
それと同等の津波が予想されるとなると、危機感は強いのでしょうね。
行政的にはあまり大きくない方が小回りが利きそうですが。
こちらでも最も悪い予想で10m以上の津波が来る予測が出てますが
あまりその対策が取られているようには思えませんね。
Commented by taibeach at 2012-10-28 10:21
尚 nao. さん
私が子供の頃から、南海大地震による津波は、明日にも起こるかもしれない・・・と言われ続けていましたが、東日本震災が起こるまでは、住民の中に防災に対する関心も、あまり高くなかったような気がします。
徳島県南では最大20メートルの津波予測が出されていて、、住民レベルで一時避難地の整備等は、徐々に進んでいるようですが、高台移転計画などは金銭的な問題もあり、なかなか進まないのが現実のようです。
Commented by ことまる at 2012-10-28 14:11 x
日本海側では大津波は来ないんじゃ。。と言うなんとなく安全神話がありましたが、新潟でも津波がありましたし、避難路の確認などが始まったばかりです。
最大20mの津波って想像すらできない規模です。
Commented by taibeach at 2012-10-28 19:23
ことまるさん
地震大国・日本海の海沿いでは、津波の心配がない所などないのでしょうね。
徳島県南では最大20メートルの津波予測ですが、高知県西部の津波予測は、最大30メートル以上なのだとか・・・
Commented by mmerian at 2012-10-28 19:25
信じられないような素晴らしい自治体ですね。
海に面した中学では何度も避難訓練はありましたが時間がかかって疑問だらけ。移転話なんて勿論ありません。
こういう自治体は、報道で流して紹介してほしいです。
Commented by taibeach at 2012-10-28 20:34
mmerian さん
東日本大震災の津波で、あれほどの被害が出たというのに、情けない話ですが、こちらには自分たちの利便性が悪くなるからと、確実に津波で被害を受ける地域に建設するようにと主張する人がいたりして、公立病院の高台移転が足踏みしている状態・・・
記事の興津の緊急用ヘリポートの土地などは、地主さんが土地を無償で提供したのだとか・・・ こうした自己犠牲の精神があってこそ、スピーディにことが運ぶというもの。 そういう面でも、興津地域の防災意識の高さが窺えます。
とにかく、自分たちの故郷の未来を考えてほしいものです。
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