アリ寄る花

昨日のブログでも紹介しましたが、先日渚で見かけたアリンコいっぱいのハマナデシコ。
このハマナデシコは、アリンコたちがアブラムシが分泌する甘~い蜜を収穫するための、アブラムシ牧場となっていたのでした。
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アブラムシたちは、ストローのような口吻を植物に差し込み、篩管の中から吸い上げた液体の中から、「有機酸」「アミノ酸」「ビタミン」等は自分の栄養として吸収消化しますが、「糖分」はほとんどそのままの形で甘露として排泄します。 アリたちはこの甘露をもらうかわりに、アブラムシの外敵を追い払ったり、世話をしたりしているという訳です。

さて、同じく渚の植物で、アリンコたちがいつもたくさん集まっているのが、ハマナタマメです。
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ハマナタマメにアリンコたち集まっている理由は、ハマナデシコのようにアブラムシ牧場がある訳ではなく、昨年の記事でも紹介したようにハマナナマメ自身の“花外蜜腺”から分泌される蜜。
ハマナナマメはアブラムシのように、蜜に集まってくるアリたちに食植性昆虫から、大切な花(繁殖器官)を守ってもらっているという訳なのです。
しかしながらこの蜜、蕾や花のうちはたくさん分泌されているのですが、受粉が終わり果実が大きくなる毎に分泌量が減少してくるようで、食植性昆虫に侵入されてしまう果実も多々あるようです。
悪いヤツから用心棒代を払って守ってもらう作戦、、用心棒代の甘い蜜がなくなるってしまうと、アリたちはサッサといなくなってしまうようですね。  当たり前か・・・(^^;) 
映画の「七人の侍」や「荒野の七人」のようにはいきませんね~(笑)
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鹿ノ首岬の渚では、そんなハマナナマメやハマボッスが種の季節を迎えていましたよ。(^^)
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今日は旧暦の8月15日、「中秋の名月」でしたね。
毎年、中秋の名月の日は曇りの日が多く、お月見ができる年が少ないのですが、今年は雲ひとつなく、満月の中秋の名月を観賞することができました!
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次に中秋の名月が満月となるのは8年後とのこと。 
東京オリンピクの翌年、2021年9月21日だそうです。
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by taibeach | 2013-09-19 21:42 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(4)  

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Commented by 尚 nao. at 2013-09-19 23:00 x
ハマナタマメ、実ってますね〜。
海にいっぱい蒔いて、こちらに届けてほしいです!
(今年は黒潮蛇行でダメだった…笑)
ハマボッスの実の写真、既にブログ用に撮ってあるのですけど
その前に台風絡みの記事をアップしちゃいました〜。
Commented by ことまる at 2013-09-19 23:09 x
ハマナデシコにハマナタマメ・・甘い蜜はみんな大好物ですね。
ハマナタマメのサヤって大きいのですね、一杯実って旅してきてほしいです。
Commented by taibeach at 2013-09-20 19:32
尚 nao. さん
今年の節分に、田井の浜からハマナタマメを海に向かって豆撒きしましたが、届かなかったようですね・・・(^^;)
茶色く熟したハマボッスの実、アップで見ると形が可愛いですよね~!
Commented by taibeach at 2013-09-20 19:49
ことまるさん
アリンコたちの食べ物をサーチする能力って、本当にすごいですよね!
しかし、アブラムシってどこから来るのか不思議な虫ですよね。
ネットでは、4月~6月に東南アジア方面から気流に乗って飛来する・・・なんて書かれてあったりしますが、私たちも気付かないうちにアブラムシに寄生されているかも。(笑)
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