出羽島アート展 2014 その3

日本には昔から、渚に流れ着いた漂着物(寄り物)を神として祀る漂着神(寄神)信仰がある。
神様がいるとされる空は、水平線で海と接することから、海の彼方から流れてくる漂着物は神様の贈り物、または神様そのものであると考えられ、人々によって祀られて、現存する神社の由来となったものもあるようだ。
漂着神として祀られたものは、クジラやイルカ、海藻、酒樽、舟、流木など、普段から渚に打ち上げられている漂着物で、そんなに特別なものではなかったようですが・・・

漂着物研究の第一人者・石井忠先生のご著書「新編・漂着物事典」には、漂着した仏様 「漂着仏」のことが書かれていますが、全国各地のビーチコーマーさんのブログなどを見ていると、現在でも時々、渚には木製の仏像が漂着することがあるみたいですね。

さて、今回の「出羽島・牟岐アート展 2014」では、こんな木彫りの仏像が展示されています。
a0125598_22530025.jpg
日本海側の丹後半島、京都の京丹後市の海岸に漂着した流木から掘り出された仏像。
a0125598_22531657.jpg
a0125598_22533160.jpg
a0125598_22524088.jpg
自然の流木が持つ素朴な風合い生かされていて、味わい深いですね。
a0125598_22514059.jpg

[PR]

by taibeach | 2014-03-26 23:13 | 番外編 | Trackback | Comments(4)  

トラックバックURL : http://welcame.exblog.jp/tb/19611089
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ことまる at 2014-03-26 23:48 x
円空仏のような味わいのある仏様ですね。
凄く素敵です。
Commented by taibeach at 2014-03-27 19:01
ことまるさん
調べてみたら、流木から仏像やお地蔵さんを掘り出す方は、わりといらっしゃるみたいですが、ちょっと興味深いです。
Commented by 尚 nao. at 2014-03-28 23:51 x
これは、うまく流木のおもしろさを活かしてますね。
仏様もなんだかユーモラスな感じもあって、楽しい作品です。
最後の手だけというのもおもしろいですね!
あの形で仏様とわかりますし!
Commented by taibeach at 2014-03-29 17:50
尚 nao. さん
こういう作品はやっぱり、渚で流木を拾い上げた瞬間に、頭の中に仏様が降りてきて、作品のインスピレーションが湧くんでしょうかね?
渚に流れ着いた流木を使っているというところに、ビーチコーマーとしては惹かれます。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< さくらの日 出羽島アート 2014 WSで... >>