パイプで始まり、パイプで終わる

10月23日 木曜日
徳島県南に漂着シーズンの到来を告げる「指標漂着物」といえば、私の場合数年前までは、瀬戸内などで行われているカキ養殖で使われているプラスチック製のパイプでした・・・
しかし、20年ほど前に瀬戸内の海岸に大量漂着して問題視されるようになってからは、漁協などにより流出対策がとられたり、ボランティアグループなどによりビーチクリーンが盛んにおこなわれたことにより、ここ数年はほとんど見かけることがなくなりました。

今年の春も、ほんの数個が漂着しただけだったのですが、先日の台風19号の後にはあちらこちらで、この牡蠣パイプが大量漂着していたのです。
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漂着シーズンの始まりを、私に教えてくれていた牡蠣養殖パイプ。
春の大潮の時期というのは、一年のうちで一番潮位の差がある時期なので、瀬戸内海を漂流していた牡蠣養殖パイプが、潮に流されて紀伊水道や豊後水道を通り太平洋側に流出。 
その後、春の嵐などの強い南風によって、太平洋側の海岸に漂着物していたのでしょう。

しかし、今回は秋となり漂着シーズンが終了した頃の大量漂着。
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10月になり、すっかり北寄りの風が優勢となりましたが、今回台風19号が高知県→徳島県を縦断したことにより、南からの強い風が吹きつけました。
その強い南風が、近海を漂流していた大量の牡蠣養殖パイプを渚に運んだのでしょう。
では、減っていたはずの牡蠣養殖パイプが、一体どこから流れて来たのでしょうか? しかもこんなに大量に・・・
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写真には、15㎜ほどの「豆管」と呼ばれるとワッシャーしか写っていませんが、広島県の養殖施設で使われるという長さ約20㎝ほどのパイプも数多く漂着していたことから、8月に広島市を襲った豪雨やそのあとの大型台風が、牡蠣養殖パイプの太平洋への流出になんらかの影響を与えたんじゃないかな? と勝手な想像をしています。(^^;)

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by taibeach | 2014-10-23 23:00 | 漂着物(人工物) | Trackback  

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