あれから一年、ようやく謎が解明!
今日の徳島県南のお天気は曇り ☁ のち雨 ☂
最低気温は、美波町 16.6度、海陽町 14.6度。
第16回漂着物学会北海道大会が開催されている、北海道札幌市の今日の最低気温は 5.5度。
徳島県南と比べると、なんと約10度の差があるので、徳島から参加の森の人さん、とーまさんのお二人も、今頃は寒くて震えているかもしれませんね。(笑) お二人さん、風邪ひかないようにね~!(^^;)
さて、昨年徳島県南・海陽町で開催され漂着物学会徳島大会から、はや一年!
阿波海南文化村・海陽町立博物館で行われた「お宝鑑定会」にて、私が鑑定に出した「謎の黄色の球体」を憶えていらっしゃるでしょうか?
この黄色い球形の物体、数年前からぽつぽつと漂着しているのに気付いていたのですが、昨年度は私のフィールド(徳島県南~高知県室戸岬まで)の数箇所の海岸に漂着しているのを発見し、どこかで大量投棄があったのでは?と心配になりました。
完全に行き詰ってしまいました
今年の春に訪れた高知県室戸市の渚で、今までになく状態の良い謎の球体に遭遇
結局謎が深まっただけです。(^^;)
しかし、ここにこの謎の物体の正体が判明する「最大のヒント」が隠されていたことに、この時は全く気が付いていませんでした。
この隠されたヒントと、この物体の正体が結び付いたのは、9月半ばに森の人からいただいた1通のメールでした。
私と同じように、この黄色い球体を以前から注目していた和歌山のKさんから、この黄色い物体の正体についての問い合わせと、重要なヒントとなる数枚の画像が・・・
この画像を見た途端、私はピーンときました! (*^-゚)vィェィ♪
バスクリンのような蛍光色を発するものは、救命ボートや救命筏などに備え付けられている、漂流者が船や航空機などに居場所を知らせるために用いる、「シーマーカー(ダイマーカー)」と呼ばれる海面着色剤ですね!
シーマーカーの一種だということはわかりましたが、ネットを検索してヒットするシーマーカーは、私が拾ったものとは形状が全く違うものばかり
そう! 海での遭難者の救助と言えば、海上保安庁でしょう!
とあたりをつけて検索してみたら、ビンゴ~!
昨年の大量漂着の原因は、救助訓練だったのか、実際の海難救助で使用されたものなのか、それとも・・・?という疑問はまだ残りますが、とりあえず一件落着です! あ~スッキリした~!(*^ー゚)v ブイ♪
by taibeach | 2016-10-22 22:22 | 漂着物(人工物)