実りの季節

徳島県の一番南の町、宍喰(海陽町)の水床トンネルを抜けると、そこはもう徳島と高知の県境です。
a0125598_1851689.jpg

その県境の手前を左折すると、徳島最南端“竹ヶ島”という島(橋で繋がっています)に着きます。
a0125598_191423.jpg

ここ竹ヶ島には、海洋自然博物館「マリンジャム」や船底の展望室の座って、海中の色とりどりの魚やサンゴ等が見える海中観光船「ブルーマリン」などの観光施設があります。
また、シーカヤックやサーフィン、釣りなどのマリンスポーツを楽しむ方も多くいらしゃいます。

そんな竹ヶ島の海岸は、ここも礫浜なのですがヤシの実が、時々拾えるポイントです。
去年の秋に、ニッパヤシを初めて拾ったのは、竹ヶ島のこの海岸でした。
a0125598_19475057.jpg

昨日、ビーチコーミングの大先輩のShigeさんのブログで、漂着したハマナタマメの種子のこと海豆寄ってます。が紹介されていましたが、ここ竹ヶ島ではハマナタマメが実りの季節を向かえていました。
a0125598_195541100.jpg

a0125598_19575328.jpg

a0125598_19583732.jpga0125598_1959573.jpg








ハマナタマメの莢の中には、1.5センチぐらいの種子が4,5個入っています。
この種子はとても堅~い外皮に覆われていて、齧っても歯の方が欠けてしまいそうなくらいです。
大豆などは堅いようですが、すぐに水を吸って沈んでしまいますが、ハマナタマメはこの堅い外皮が水を通しません。
私の相棒の“渚の探偵”が、このハマナタマメなどの種子を使い、海流散布能力を調べる(海水が自由に出入りする容器を港の中に浮かべ、その中にさまざまな種子を浮かべて、期間を決めて浮遊率と発芽率を調べる)実験をしたところ、このハマナタマメは実験に使った種子の約5割が、一年間海に浮かんでいられ、さらに発芽する能力を持っているという実験結果がでています。
ハマナタマメの種子は、ちっぽけな豆なのですが、自らの勢力(生育地)を拡大するため、海流散布に適したスゴイ能力を備えた、戦略家植物なのかもしれません。
[PR]

by taibeach | 2009-09-15 21:07 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(4)  

トラックバックURL : http://welcame.exblog.jp/tb/8968052
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by beachcomberjp at 2009-09-15 21:34
いやぁ~立派なハマナタマメの種子ですね。こんなの見つけたら嬉しくなっちゃいますね。
その実験をされたのはT博のIさんでしょうか?論文はPDFなどで読めますかね?
Commented by taibeach at 2009-09-15 21:52
Shigeさん
ごめんなさい、その実験をした“渚の探偵”は我が家の住人です。
そうですね、あと10年たった頃には論文が書けるようになるでしょうかね?
Commented by kin at 2009-09-16 19:41 x
ハマナタマメってこんなふうに成るのですね、初めてみました。
1年間も浮かんでいて、ふやけずに発芽するなんてすごいですね!
Commented by taibeach at 2009-09-16 20:37
kinさん
私も初めて見た時は、大きな莢にびっくりでしたが、栽培種のナタマメは“鉈豆”の名の通り、鉈のようにでっかいんですよ。
ハマナタマメの実験は、あくまで実験器具の中での話で、実際に漂流したものの発芽率は、もう少し低くなると考えてます。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 岩のミルフィーユ ついに徳島でも咲いた! >>