カテゴリ:植物・花・種子( 742 )

 

秋が来たと思ったら・・・

ここ3日ほどは、それまで暑かった最高気温も30度をきり、最低気温も25・26日と20.4度と朝方、肌寒くて目が覚めるくらいになり、もう夏も終わりかな・・・なんて思っていました。
しかし今日 (→昨日)は、また夏の暑さに逆戻り日差しが痛いほどに照りつけていました。
でも、汗をかいた体に心地よく感じる風からは、やはり秋の気配が何となく感じられました。

まだまだ夏の県南の海岸では、ハマアザミのピンクの花が綺麗に咲き誇っています。
a0125598_018140.jpg

  ハマアザミ (浜薊)   Cirsium maritimum   キク科 アザミ科 
  別名 (ハマゴボウ)  海岸の砂地や礫地に生える多年草
夏の太陽に照らされて、ピカピカ光る大きな葉っぱはトゲトゲがいっぱいで、うっかり触れようものならチクチクと超痛いのです!
別名のハマゴボウは、根がゴボウに似ているからですが、根は食用になるそうです。
高知県の室戸の方では、根をきんぴらにしたり、ハマアザミの新芽を白和えや酢びたし、みそ汁の具にしたりして食べるそうです。
また魚のすり身にアザミを刻んで入れて揚げるなど、天麩羅にしてもおいしいそうですよ。 
皆さんも一度、お試しになってみてはどうでしょうか?
[PR]

by taibeach | 2009-08-29 00:53 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

大発見!! 徳島にサキシマスオウノキが・・・

昨日は、このブログでも何度か登場している、県南海陽町の「阿波海南文化村 海陽町立博物館」で開催中の企画展『浜辺の植物』の、展示解説があったので行ってきました。
a0125598_232820100.jpg
 
展示解説 講師の先生はもちろん、徳島県立博物館の茨木靖学芸員です。
茨木先生の詳しく分かりやすい、そしてとてもおもしろい解説に来場の皆様は、興味津々です。
茨木先生の展示解説の後は、県南の植物研究の第一人者の木内先生のお話もありました。
木内先生のお話の中には、“ここ海陽町にも・・・板根が・・・ ”と気になる言葉が・・・
展示解説は盛況のうちに終わりましたが、その後も参加者の皆様は、茨木・木内両先生に盛んに植物についての質問をされていました。
私はと言うと、御参加されていた方から、ちゃっかり打ち上げ貝の情報等を仕入れてきましたよ。

参加者の方もお帰りになり、海陽町立博物館の郡司さんと木内先生が、先ほど木内先生のお話に出てきていた“海陽町の板根”をご案内して頂けることになりました。
私も本当のところは、サキシマスオウノキが生えているわけじゃないんだから、“板根”って言ってもそんな大したことはないんだろうな・・・なんて高をくくっていたのですが・・・

それがなんと!  おぉ~ すごい!!
a0125598_0304083.jpg

どうですか、皆さん!  こっ これ!
a0125598_032272.jpg

本物のサキシマスオウじゃないか?と見まがうばかりのりっぱな板根でしょ!?
a0125598_039951.jpg

木内先生が手を置かれている所で、地上から1メートルあります。
人物と比べても、この大きさです!  ビックリでしょ~ ねっ!
実はこの板根の木、残念ながらサキシマスオウノキではなくて、“エノキ”だそうです。
エノキの根が何らかの理由で、このように板根化したのだそうです。
a0125598_0454631.jpg

考えられている一つの原因は、この辺りは地下水面が高く、地下深く根を伸ばす必要がないから・・・というもの。(しかし、この辺りで板根化しているのはエノキだけ・・・)
だから本当の原因はわかっていませんが、周囲のエノキもまだ大きくはないけれど、板根化しつつあるそうです。
実はこのエノキ、ひょっとするとサキシマスオウノキのDNAを持っているのかも・・・ 
なんて考えると、なんだか楽しくないですか?        あなたの推理は???
[PR]

by taibeach | 2009-08-25 01:17 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

ココヤシ、Get だぜ!

先日S浜に、台風9号の影響による波がウミガメの卵を洗い流してないかを確かめに行ったのは、日没間近だったのですぐに暗くなってしまった。
漂着物のチェックをする時間がなかったので、再度14日の早朝に台風9号の置き土産を探してS浜に行ってみた。
a0125598_18142325.jpg

S浜に着いた頃は、小雨が降っていたがそれもすぐに上がり、朝日が顔を覗かせ始めた。
そんなS浜で、私をお出迎えしてくれたのが、このモモタくんでした。
a0125598_18225154.jpg

漂着ウキを拾いながら、この前は満潮で行けなかった奥側の浜へ行ってみると・・・
アラメやカジメ等が大量に打ち上がられた中に混じり、ココヤシくんがやってきていました。
a0125598_1834888.jpg

S浜でココヤシを拾うのは、ホント久しぶりのことだから、ちょっとうれしいです。

ココヤシを拾って、ウキウキ気分になったところで、台風9号のお土産ウキはこちら↓
a0125598_18473458.jpg

a0125598_18475648.jpg

オレンジウキはやや少なめですが、最近は韓国ウキがよくやってきていますね。
[PR]

by taibeach | 2009-08-16 18:36 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

やっと、シーズン到来か?

ウミガメの上陸・産卵の確認に行った「S浜」、3週間来なかった間に海が荒れた日があったようで、前回とは漂着物の様子が少し違っていました。
ホンダワラ、カジメ類の海藻や川辺の植物等が混じり合った漂着物を、一つ一つチェックしていくと中国物・韓国物も流れ着いている様子。
漂着物の塊を、棒で突っつきながら歩いていると・・・ 「!」
a0125598_21155721.jpg

久~しぶりのモモタマナさん! 2,3年前までは海が荒れる度に拾えましたが、最近はめったに拾えないレアーな存在になりつつあります。
さらに浜を歩き進むと・・・    おぉ!ゴバンノアシさん、いらっしゃ~い!
a0125598_21275218.jpg

さらに、さらに歩いて行くと・・・   うぉ!ゴバンノアシさ~ん、もう一丁!!
a0125598_2129394.jpg

結局この日は!!
a0125598_2132976.jpg

“えっとぶり”(久しぶり)の大収穫に、暑さも忘れウキウキでした!
[PR]

by taibeach | 2009-08-03 21:47 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(4)  

カズラの次も、カズラ・・・

最近、これは!という漂着物に出会えないものだから、“浜辺の植物ブログ”のようになってきていますが、今日もそのネタで粘りたいと思います。  もう少しだけお付き合いを・・・
タイトゴメの群落の近くに、あまり見かけたことのない植物が、花を咲かせていました。 
なんだか、ミカンの様な花だから、柑橘系???   でも葉っぱが違うか・・・
そこで、茨木先生に画像を見せてお尋ねしたところ、“イヨカズラ”という植物だそうです。 (な~んだ、伊予柑じゃないんだ・・・)  この個体は、小さいまま花を咲かせていたけど、「カズラ」と言う名がつくんだから、もっと条件のいい場所だったら、大きく蔓が伸びるんでしょうね。
a0125598_22175114.jpg

イヨカズラは、本州・四国・九州などの、暖地の海岸近くのやや乾燥した所に生育する多年草。
a0125598_22271794.jpg

イヨカズラ  (伊予葛) Cynanchum japonicum   ガガイモ科 イヨカズラ属
漂着物が少ない時は、普段は気付かない所に目がいって、色々な新しい発見があるものですね。
[PR]

by taibeach | 2009-08-01 22:38 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

ラーメン怪獣?

「漂着物を探そう!」で行った那賀川河口の海岸に、高い所からでもハッキリと分かる黄色い一角
a0125598_20431100.jpg


黄色い中華めんのような物が、グチャグチャっと絡まって地面を覆っているように見えます。
なんだろう?と近寄ってみると、紐や糸などの人工物ではなく、何かの植物の蔓のようです。
a0125598_2017850.jpg

枯れてしまっているのかな?ともっと近くに寄ってみてみると、小さな白い花が咲いています。
近くにいた茨木先生に、この植物の名前を尋ねてみたところ、『 “アメリカネナシカズラ”ではないでしょうか?でも、似たような植物に、「マメダオシ」や「ハマネナシカズラ」などがあるので、持ち帰って調べてみます。』とのことでしたが、翌日メールで、『顕微鏡で確認したところ、アメリカネナシカズラで間違いないです。』とお答え頂きました。 茨木先生感謝です!
a0125598_2024766.jpg

アメリカネナシカズラ  Cuscuta pentagona   ヒルガオ科 ネナシカズラ属
“アメリカネナシカズラ”  「アメリカ」と名前がつくところからして、いかにも外来植物・・・ との予想通り、北アメリカ原産の帰化植物。  ラーメン怪獣(茨木先生 命名)のように見えるのは、葉緑素を持っておらず、葉が退化しているからだそうです。
名前の由来は、発芽した後、他の植物に絡みつき、寄生根を出して寄生状態に入ると、根が枯れてなくなることから。  1970年頃に、東京などで見つかり、現在は全国に分布しているそうです。
グンバイヒルガオのように、冬の寒さが分布の障害になるものがある一方、ネコノシタのように絶滅が危惧されるものもある・・・それなのに、このアメリカネナシカズラのような外来植物という奴は、あっという間に全国に広がる…  
どうも昨今の世の中は、植物も人も適応能力の高さが生き残る条件のようです。
[PR]

by taibeach | 2009-07-31 21:51 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

南京米?

昨日のネコノシタの、黄色い花つながり・・・   美波町内の海岸の、岩場で見かけた黄色い花
a0125598_21355417.jpg

海岸の岩場という、「乾燥」と「塩分」とのダブルの悪条件の中なのに、小さくってかわいい黄色い花を、いっぱい咲かせていました。
このとても厳しい環境下でも適応できるような、スゴイ能力を身に付けているようです。
この植物の名は、“タイトゴメ” という多肉植物の仲間ですが、サボテンの仲間は茎が厚く太く発達しますが、この仲間は普通の草の姿で、茎も葉も分厚くなっています。
その名は小さな肉厚の葉が密に重なっていますが、この葉の形がタイトウマイという米(南京米?)に似ていることを指す、高知県の柏島というところの方言からきているそうです。
南京米? 方言? なんだかとてもややこしい、名前の由来のようです…

a0125598_222159100.jpg

タイトゴメ (大唐米) ベンケイソウ科 マンネングサ属 Sedum oryzifolium
[PR]

by taibeach | 2009-07-30 22:58 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)  

浜撫子

高知の目的の海岸に着き、車を停めて浜へ降りて行くと、満開のハマナデシコが私を迎えてくれました。
a0125598_225293.jpg

『ハマナデシコ』 (浜撫子) Dianthus japonicus
どうですか、この夏の太陽を浴びて鮮やかなピンクが眩しい、清楚で美しい花!
[PR]

by taibeach | 2009-07-23 23:01 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)  

“ハマボウ”咲きました!!

仕事帰りに寄ってみた、美波町(旧由岐町)の田井ノ浜の東側、田井川の上流には『ハマボウ』の群落があります。
a0125598_23444243.jpg

このハマボウの群落は、平成元年7月6日に由岐町の天然記念物に指定されています。
a0125598_23492981.jpg

「ハマボウ」 Hibiscus hamabo 葵(アオイ)科 フヨウ属は、浜辺に生える“朴の木(ほうのき)”から、「浜朴」(はまほう)→それが次第に変わり⇒「はまぼう」になった。 内湾や河口の塩性湿地に生育する「半マングローブ」と呼ばれる植物です。
a0125598_054216.jpg

先週までは、全然咲いてなかったのに、5日の海開きを待っていたように一斉に咲き始めたらしい・・・
a0125598_0154178.jpg

「和製ハイビスカス」と呼ばれる、大きてとっても美しい黄色い花を見ると、“あぁ、今年もまた夏が来たなぁ・・・!”と感じる私なのでした。
[PR]

by taibeach | 2009-07-10 00:24 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)  

浜BOSS

a0125598_22151350.jpg
「ココヤシ君や~い!」と浜辺の漂着物をチェックしながら歩いていきますが、お目当てのココヤシはなかなか見当たりません。
浜辺の中央まで来ると、ハマボッスのお花畑がありました。

a0125598_22262812.jpg
ハマボッス(浜払子)
学名(Lysimachia
mauritiana)
サクラソウ科オカトラノオ属の2年草

ちっちゃくって、とってもキュートな白い花が、たくさん咲き乱れていました。
[PR]

by taibeach | 2009-06-19 22:45 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)