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ケサランパサラン

先日、テレビの情報番組を視ていたら、謎の生物“ケサランパサラン”の正体を追う!とかなんとかいうのをやっていました。 
「ケサランパサラン」って、そういえばむかし話題になりましたね。
このケサランパサランは、東北地方では「幸福をもたらす生き物」と信じられているそうです。 
そのテレビでは、ケサランパサランを飼っているという人の家に行って、実物を見せてもらっていましたが、「人に見せると効力がなくなるから・・・」と絶対に人には見せないという人もいました。
また、生物だから餌を食べるそうで、小麦粉を一緒に桐の箱の中に入れて飼っていると、繁殖(細胞分裂?)して増えることもあるそうです。 (ほんとかなぁ~?)
ロケ地は、東北地方だったと思いますが、その地方ではケサランパサランではなく、“けさらばさら”という風に呼ぶのだとか・・・
番組の解説では、山形県鶴岡市のクラゲの展示で有名な加茂水族館で公開されている、ケサランパサランの説明にあった「ワシなどがウサギなどの小動物を食べた時に排泄した毛玉(ペレット)」や、「東北などの寒冷な地域で、小動物が捕食された時に食べ残された毛皮の皮膚の部分が縮まり、毛を外側にして丸まったもの」というのがケサランパサランの正体という結論でした。
確かに、テレビに写っていたケサランパサランは、毛皮の塊のような感じのもので、しかも軽くて風が吹いたらふわふわと飛んでしまうようなものでした。
でも、むかし流行ったケサランパサランってこんなんじゃなかったような…
そう、ケサランパサランは、上記のような動物由来のものと、植物由来のものがあるのですよ。
そして、植物由来のケサランパサランと言われている一つが、 ↓コレです!
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今渚では、北風に煽られたケサランパサランが、ふわりふわりと舞っているのですよ!
このケサランパサランの正体、それは・・・
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そう、ハマアザミの種なのです! ハマアザミの種は、タンポポの種のように綿毛が付いていて、風によって種が散布されます。
植物由来のケサランパサランは、こうしたアザミの仲間やオキナグサ・ブタナなどの花の冠毛が、寄り集まってまとまったものでは?と言われています。
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by taibeach | 2009-11-19 22:10 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

ついに徳島でも咲いた!

7月に行われた、徳島県立博物館の普及行事『漂着物を探そう!』で訪れた海陽町那佐(旧宍喰町)の海岸で、見つけていた“グンバイヒルガオ”
(グンバイヒルガオの漂着種子が芽を出しているのは、時々見かけます。
去年、田井ノ浜で見つけたグンバイくんは、我が家で越冬し元気に育っています。)
その那佐のグンバイヒルガオが、花を咲かせていたという連絡を受けたので、12日の日曜日に見てきました。
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車を停め渚へ駆け下りると、そこには朝日を浴びて気持ち良さそ~うな、淡いピンク色をした
可憐なグンバイヒルガオの花が満開に咲き誇っていました。
なんと、徳島でグンバイヒルガオの花が見える日が来るとは・・・ ちょっと感動です!
朝から渚で、「oh~! すげ~!すげ~!」と叫び、ひとり興奮状態の私を、またまた浜の向こう側にいたおじさんが驚いたように見ていました・・・  あぁ~はずかし~

こちらの渚で、他に気になったものは・・・
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色合い的には似ていますけど、こちらは「アサガオ」のようです。

そしてこの日とても気になったものが、これ ↓
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これはこの後に行った、高知の生見海岸でもたくさん漂着していたのですが、貝類などの卵塊でしょうか? 私は初めて見たのですが、どなたかご存知ないでしょうか?

*{Shigeさんに教えて頂きましたのですが、
  この卵塊は「カズラガイ」の卵塊だそうです。} Shigeさん、ありがとうございます!
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by taibeach | 2009-09-14 20:45 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(6)  

秋が来たと思ったら・・・

ここ3日ほどは、それまで暑かった最高気温も30度をきり、最低気温も25・26日と20.4度と朝方、肌寒くて目が覚めるくらいになり、もう夏も終わりかな・・・なんて思っていました。
しかし今日 (→昨日)は、また夏の暑さに逆戻り日差しが痛いほどに照りつけていました。
でも、汗をかいた体に心地よく感じる風からは、やはり秋の気配が何となく感じられました。

まだまだ夏の県南の海岸では、ハマアザミのピンクの花が綺麗に咲き誇っています。
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  ハマアザミ (浜薊)   Cirsium maritimum   キク科 アザミ科 
  別名 (ハマゴボウ)  海岸の砂地や礫地に生える多年草
夏の太陽に照らされて、ピカピカ光る大きな葉っぱはトゲトゲがいっぱいで、うっかり触れようものならチクチクと超痛いのです!
別名のハマゴボウは、根がゴボウに似ているからですが、根は食用になるそうです。
高知県の室戸の方では、根をきんぴらにしたり、ハマアザミの新芽を白和えや酢びたし、みそ汁の具にしたりして食べるそうです。
また魚のすり身にアザミを刻んで入れて揚げるなど、天麩羅にしてもおいしいそうですよ。 
皆さんも一度、お試しになってみてはどうでしょうか?
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by taibeach | 2009-08-29 00:53 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

カズラの次も、カズラ・・・

最近、これは!という漂着物に出会えないものだから、“浜辺の植物ブログ”のようになってきていますが、今日もそのネタで粘りたいと思います。  もう少しだけお付き合いを・・・
タイトゴメの群落の近くに、あまり見かけたことのない植物が、花を咲かせていました。 
なんだか、ミカンの様な花だから、柑橘系???   でも葉っぱが違うか・・・
そこで、茨木先生に画像を見せてお尋ねしたところ、“イヨカズラ”という植物だそうです。 (な~んだ、伊予柑じゃないんだ・・・)  この個体は、小さいまま花を咲かせていたけど、「カズラ」と言う名がつくんだから、もっと条件のいい場所だったら、大きく蔓が伸びるんでしょうね。
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イヨカズラは、本州・四国・九州などの、暖地の海岸近くのやや乾燥した所に生育する多年草。
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イヨカズラ  (伊予葛) Cynanchum japonicum   ガガイモ科 イヨカズラ属
漂着物が少ない時は、普段は気付かない所に目がいって、色々な新しい発見があるものですね。
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by taibeach | 2009-08-01 22:38 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

ラーメン怪獣?

「漂着物を探そう!」で行った那賀川河口の海岸に、高い所からでもハッキリと分かる黄色い一角
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黄色い中華めんのような物が、グチャグチャっと絡まって地面を覆っているように見えます。
なんだろう?と近寄ってみると、紐や糸などの人工物ではなく、何かの植物の蔓のようです。
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枯れてしまっているのかな?ともっと近くに寄ってみてみると、小さな白い花が咲いています。
近くにいた茨木先生に、この植物の名前を尋ねてみたところ、『 “アメリカネナシカズラ”ではないでしょうか?でも、似たような植物に、「マメダオシ」や「ハマネナシカズラ」などがあるので、持ち帰って調べてみます。』とのことでしたが、翌日メールで、『顕微鏡で確認したところ、アメリカネナシカズラで間違いないです。』とお答え頂きました。 茨木先生感謝です!
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アメリカネナシカズラ  Cuscuta pentagona   ヒルガオ科 ネナシカズラ属
“アメリカネナシカズラ”  「アメリカ」と名前がつくところからして、いかにも外来植物・・・ との予想通り、北アメリカ原産の帰化植物。  ラーメン怪獣(茨木先生 命名)のように見えるのは、葉緑素を持っておらず、葉が退化しているからだそうです。
名前の由来は、発芽した後、他の植物に絡みつき、寄生根を出して寄生状態に入ると、根が枯れてなくなることから。  1970年頃に、東京などで見つかり、現在は全国に分布しているそうです。
グンバイヒルガオのように、冬の寒さが分布の障害になるものがある一方、ネコノシタのように絶滅が危惧されるものもある・・・それなのに、このアメリカネナシカズラのような外来植物という奴は、あっという間に全国に広がる…  
どうも昨今の世の中は、植物も人も適応能力の高さが生き残る条件のようです。
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by taibeach | 2009-07-31 21:51 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(2)  

南京米?

昨日のネコノシタの、黄色い花つながり・・・   美波町内の海岸の、岩場で見かけた黄色い花
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海岸の岩場という、「乾燥」と「塩分」とのダブルの悪条件の中なのに、小さくってかわいい黄色い花を、いっぱい咲かせていました。
このとても厳しい環境下でも適応できるような、スゴイ能力を身に付けているようです。
この植物の名は、“タイトゴメ” という多肉植物の仲間ですが、サボテンの仲間は茎が厚く太く発達しますが、この仲間は普通の草の姿で、茎も葉も分厚くなっています。
その名は小さな肉厚の葉が密に重なっていますが、この葉の形がタイトウマイという米(南京米?)に似ていることを指す、高知県の柏島というところの方言からきているそうです。
南京米? 方言? なんだかとてもややこしい、名前の由来のようです…

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タイトゴメ (大唐米) ベンケイソウ科 マンネングサ属 Sedum oryzifolium
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by taibeach | 2009-07-30 22:58 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)  

猫の舌はザラザラ!?

去年の秋、高知のこの浜では、グンバイヒルガオの発芽はあちらこちらに見られたのですが、結局冬越し出来たのはこの場所だけだったようです・・・
その代わり、「ハマゴウ」と共に勢力をのばしていたのは、“ネコノシタ”でした。
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夏の太陽が照りつけて、火傷する位に熱くなる砂浜に、長い茎を這わせてドンドン自分の陣地を広げていく・・・海浜植物のしたたかさには、驚かされるばかりです。
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ネコノシタ [別名=ハマグルマ(浜車)] Wedelia prostrata キク科 ハマグルマ属
このネコノシタ、葉っぱを触るとザラザラしていて、まるで猫の舌を触っているようだからと、この和名が付いたそうです。 
小さいけれど、この鮮やかな黄色の元気な花が印象的なネコノシタですが、徳島の海岸ではほとんどというか、見た記憶があまりないと思ったら、四国でも徳島や愛媛では、絶滅危惧種となっているそうです…
したたかな生き残り戦略を持っているような植物でも、やはり環境の変化には勝てないのかもしれませんね。
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by taibeach | 2009-07-29 23:30 | 高知 東海岸 | Trackback | Comments(2)  

軍配前線北上中!

「漂着物を探そう!」でのビーチコーミングで、私が何を拾ったのかと言えば、台湾製ライターと欠けてしまったオレンジウキが1個。 後は、まだ生きていたマガキガイ(海の帰してあげました)と、ちょっとまぁ、寂しい収穫でした・・・ (それも参加者さんに、差し上げてしまいましたが)
でも那佐の海岸では、漂着種子が芽を出したのか、「グンバイヒルガオ」を見つけました。
最近は、徳島でもグンバイヒルガオの芽生えを、よく見かけるようになりましたが、やはり冬になると寒さで枯れてしまいます。
ところで、先日高知へは、確かめたいことがあって行ったと書きましたが、去年の秋に高知の東洋町と室戸市との境にある海岸で、花を咲かせたグンバイヒルガオを見つけていた。
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そのグンバイヒルガオが、どうなってしまったのかを、確かめてみたかったのだった。

東洋町のその浜に降りて、グンバイヒルガオの花が咲いていた場所へ行ってみると・・・
おぉぉぉ~!あったあったありました! 蔓を、あちらこちらに伸ばしたグンバイヒルガオが!!
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どうやら、無事に越冬できたようです。 そしてまた、花を咲かせているじゃ~あ~りませんか!
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四国地方では、梅雨前線は停滞中ですが、グンバイヒルガオ前線は、只今北上中ですよ~!!
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by taibeach | 2009-07-28 22:09 | 高知 東海岸 | Trackback | Comments(4)  

浜撫子

高知の目的の海岸に着き、車を停めて浜へ降りて行くと、満開のハマナデシコが私を迎えてくれました。
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『ハマナデシコ』 (浜撫子) Dianthus japonicus
どうですか、この夏の太陽を浴びて鮮やかなピンクが眩しい、清楚で美しい花!
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by taibeach | 2009-07-23 23:01 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)  

“ハマボウ”咲きました!!

仕事帰りに寄ってみた、美波町(旧由岐町)の田井ノ浜の東側、田井川の上流には『ハマボウ』の群落があります。
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このハマボウの群落は、平成元年7月6日に由岐町の天然記念物に指定されています。
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「ハマボウ」 Hibiscus hamabo 葵(アオイ)科 フヨウ属は、浜辺に生える“朴の木(ほうのき)”から、「浜朴」(はまほう)→それが次第に変わり⇒「はまぼう」になった。 内湾や河口の塩性湿地に生育する「半マングローブ」と呼ばれる植物です。
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先週までは、全然咲いてなかったのに、5日の海開きを待っていたように一斉に咲き始めたらしい・・・
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「和製ハイビスカス」と呼ばれる、大きてとっても美しい黄色い花を見ると、“あぁ、今年もまた夏が来たなぁ・・・!”と感じる私なのでした。
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by taibeach | 2009-07-10 00:24 | 植物・花・種子 | Trackback | Comments(0)