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渚の帰化植物

帰化植物、今までそんなに気にしてきませんでしたが、最近、他の植物が生育しにくい環境下にある浜辺の植物の世界にも、帰化植物の波が押し寄せてきていることもあり、少し調べてみると帰化植物には沢山の種類があることがわかりました。
シロツメクサ(クローバー)は、元々家畜の飼料用として導入されたものが野生化したヨーロッパ原産の帰化植物。  道端や畑の畦道などに見られるオオイヌノフグリもヨーロッパ原産。
これからの時期、田んぼのあぜ道などでよく見られる、初秋の代表的な花の彼岸花も日本固有種だと思っていましたが、稲作が伝来した時に中国から入って来た帰化植物と言われています。
浜辺の植物のテリトリーにおいても、最近はコマツヨイグサや徳島・吉野川河口の海岸でよく見られるナルトサワギクなどが勢力を拡大中です。
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数ある帰化植物の中でも、最近話題なのがハマヒルガオやハマゴウなどに蔓を何重にも巻きつけ、宿主の植物を締め上げるよう寄生して、栄養を吸い上げるアメリカネナシカズラ。
渚の植物の上に、まるで細い中華めんをかぶせたようなその異様な姿は、いかにも悪者の帰化植物といった感じがしますね。
今の時期、草原、荒れ地、山の斜面、河原、道端など、あちらこちら・・・それはもうどこででも花を咲かせているのが、タカサゴユリです。  タカサゴユリは、観賞用として大正時代に日本に持ち込まれた「台湾原産」の帰化植物だということです。
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                    ☟高知県東洋町野根の海岸で花を咲かせるタカサゴユリ☝
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近年爆発的な繁殖力で勢力を拡大したセイタカアワダチソウや、花粉に関係なく種子が単独で熟するために強い繁殖力を持つセイヨウタンポポなど、あっという間に勢力範囲を拡大する植物は強い繁殖力を持っていますが、このタカサゴユリは、花一輪につき出来る種子の数が600~1000個! それらの大量の種子が、風によってドンドンと飛ばされていくのですから、あっという間にこれほどまでに広がるのでしょうね。
私の希望としましては、こんな感じで海豆の類もドンドンと渚に流れ着いてくれたら・・・と願っているのですが、どうでしょうね~(笑)

by taibeach | 2010-08-17 22:33 | 植物・花・種子  

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