八角?

白浜の渚を歩いているとこんなものが漂着していました。
ん ん~ん? これ何処かで見たことがありますよ~
1,2,3,・・・8   八つの角を持つ星形の実・・・ えっ? もしかしてこれって・・・ 
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中華料理のスパイスに使われる「八角」でしょうか?
こうして写真を並べてみると、全くそっくりに見えるのですが、なぜこんな所に???
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「八角」の木を育てているお宅がこの近くにあるのか?
それとも、中華材料の八角が捨てられたのでしょうか? 

その謎は家に帰ってから、ネットで「八角」を検索してみると解かりました。
八角は、中国原産のシキミ科の常緑高木『トウシキミ』(唐樒、学名:Illicium verum)の果実を乾燥させたもの。 中国南部や南部インド、インドシナで広く栽培されているそうです。
そして日本では、同じシキミ科の『シキミ』(樒、櫁、梻 Illicium anisatum)は果実が非常に似ている・・・とありました。
シキミは、弘法大師が「※青蓮華」の代用として密教の御修法にお使いになられたといわれ、御佛前の供養用に使われるようになったそうです。 また常緑高木のシキミは、四季を通してが美しく、一年中手に入れやすいことから、古来よりこの枝葉を佛前墓前に供えられ、佛前草などとも呼ばれています。
  ※【青蓮華(しょうれんげしやう)は、ハスの一種。葉が長く広く、あざやかな青白色をして
     いる。 仏陀の眼の形容に用いられる。 天竺の無熱池にあるとされている。】

私は田舎育ちなのに、シキミの実がこんな形をしているなんて、今回初めて知りました(・_・;)
シキミの木は、山の斜面などで栽培されているところもあり、このシキミの実もたぶん山から川を経由して海まで流れてきたのでしょうね。
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このシキミの木は、毒(木全体にアニサチンなどの有毒物質を含んでいる)のある木として知られていますが、特に果実は食べれば死亡する可能性がある程の有毒☠!!
事故も多いため、シキミの実は植物としては唯一、「毒物及び劇物取締法」により劇物に指定されているのだとか・・・ よい子は拾ってはいけません。 もちろん中華料理に使うのは厳禁ですよ!
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by taibeach | 2011-01-07 22:05 | 植物・花・種子  

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