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打ち上げさかな図鑑(フグ目)

先月のプチ春の嵐によって、渚に打ち上げられた魚たち。
冬の終わりから春にかけて、一番多く打ち上げられる魚と言えば、フグ目の魚です。
今の時期は一年で最も海水温が低い季節。
そんな時期に嵐が来ると、低水温で弱ってしまった魚や、浅海に住んでいる泳力の弱い魚たちなどは、大波にもまれてしまい、打ち上げられてしまうのでしょう。
そんな可哀そうなフグの代表格と言えば☟ハリセンボンやコンゴウフグ☟ですね。a0125598_18383243.jpga0125598_18385437.jpg










同じフグ目の魚でも、ハリセンボンはハリセンボン科でコンゴウフグはハコフグ科の魚ですが、ハコフグ科の魚と言えば、こんな魚も打ち上げられていました。
『ウミスズメ』 見た目はハコフグによく似ていますが、眼の上、腰骨、背隆起中央に棘があることで見分けられます。 彼らは普段、沿岸の砂底、岩礁などの浅海域に生息しているので、海が荒れた時には蒔きこまれやすいのでしょうね。
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さて、同じ渚には初めて見る種類のフグが打ち上げられていました。
『ナシフグ』(梨河豚、学名:Takifugu vermicularis  英名:Pear puffer  フグ科 トラフグ属)
瀬戸内海及び九州西岸海域、黄海から東シナ海に生息しているフグです。
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このナシフグは、肝臓、卵巣は猛毒が、皮膚と腸には強毒をもっています。 筋肉は、(弱毒を持つ場合もあるが)無害とされ食べられてきたそうですが、輸入されたK国産ナシフグに強毒を持つ場合があり、食中毒が続発したことで一時期販売中止となったそうですが、今は国内の産地で漁獲されたもので、しかるべきところで適正に処理されたものについてのみ食用にされるのだそうです。

by taibeach | 2011-03-08 18:57 | 海の生き物  

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