柳絞り

徳島県南の渚で拾えるタカラガイの中でも、一年に1個拾えるかどうかという種類がある。
それが『ヤナギシボリダカラ』(柳絞宝)、Luria isabella isabella (Linnaeus, 1758)
殻は細長く、背面の下地色は淡い褐色に不明瞭な淡色帯横断し、縦方向の黒色破線が全体に入る。 腹面は白色で、殻口はせまく、歯列は細かい。(池田等先生のタカラガイ・ブックより引用)
a0125598_21304725.jpg
【左側はヤナギシボリダカラ。 中と右の2つは、前後端に*黒色斑の出るツマグロヤナギシボリ】
  *ヤナギシボリダカラの前後端は橙色。 しかし両タイプの中間個体もあるという・・・

殻表面の黒色破線の所々には粒があり、この模様全体を「※柳絞り模様」になぞらえたのが和名の由来である。
a0125598_21413188.jpga0125598_21421177.jpg「柳絞り」とは
絞り染めの一種。
芯に布を巻いて、しだれ柳に似た柔らかい感じの線文様を表した巻染めの類。
滝絞り。




渚で拾えるヤナギシボリダカラは、エージングされてたものがほとんどなので、なかなか和名の由来となっている柳絞り模様を見ることが出来ませんでした。
ところが先日、ハナビラダカラを沢山拾った磯場で、ついに待望のツルピカ・ヤナギシボリダカラの貝殻を拾うことが出来ましたよ! \(^0^)/
a0125598_22103243.jpga0125598_22104516.jpg










a0125598_22111711.jpg

[PR]

by taibeach | 2011-03-29 22:11 | 打ち上げ貝  

<< 散牡丹 『海辺篤史の建もの探訪』 >>