やっぱり無理か・・・?
でも今日は、朝からスッキリとした秋晴れの空が広がって、気温もグングンと上がり、最高気温も美波町29.9度、海陽町29.1度と夏のような暑さを午前中に記録し、今日はもう一度真夏に逆戻りだね・・・なんて職場の人たちと話をしていたのですが、この暑さが雲を呼び寄せたのでしょうか、お昼頃からは見る見る間に雲が広がり、とうとう雨が降り始めてしまいましたよ。(>_<)
さて、ビーチコーマーの皆さんは、渚を歩いている時に、知らない人から、“何を探しているのですか”とか“何か拾えますか?”なんて尋ねられることはないですか? そんな時、皆さんはどのように答えているでしょうか?
私の場合、とりあえずは自分の一番拾いたいもの、たとえばガラスの浮き玉とか、モダマなどの南の島から旅してくる木ノ実や種をを探しているのだと答えるのですが、相手の方が興味を示すようであれば、さらに詳しくお話させて頂きます。 大抵の方はヤシの実くらいは知っていても、他の漂着物については、全くご存知でない方がほとんどのようです。
ところが、今月8日の夕方、仕事帰りに台風12号の置き土産を探しに、海陽町の大砂海水浴場の渚を歩いた時に、あまりの漂着物の多さに、小さなものも見逃すまい!と気合を入れて、時間をかけて砂浜をジグザグ歩きしていた私を、海の家の解体作業をしていたおじさん達は、何やってんだアイツ?と、気になっていたのでしょうね。 日が傾き、その日の作業が終わった頃に、私の所までやってきて・・・『兄ちゃん、龍涎香でも探っしょんケ?』と尋ねるのです! エッ、エエ~!? w(゚o゚*)w いきなり龍涎香ときましたね! このおっさん達、只ものじゃないな・・・と思いお話をしてみましたが、他の漂着物についてはあまり詳しくはなかったようです。(笑)
だったのですが、オジサン達は、なんじこりゃ~?と包丁で半分に割ってしまったそうです・・・
あちゃ~! こんな上物は滅多に拾えないのに、あぁ~もったいない。
台風の直送便で寄り道をせず、真っ直ぐに短時間でここまでやってきたこのゴバノアシの実は、まだとてもフレッシュで、真っ二つになった中の種子もとてもジューシーな状態。
あっ、そのオジサン達、その後私と一緒に渚を探してくれて、こんな☟立派なニッパヤシを拾ってきてくれましたよ! やっぱり、只モンじゃねぇわ・・・あのオヤジサン達!(笑)
by taibeach | 2011-09-30 23:59 | 植物・花・種子