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漂着種子から

ハマダイコンの角果(果実)が、たわわに実っていた憲法記念日の田井ノ浜の渚。
このハマダイコンの若い果実は、一夜漬けやサラダにして食べられるのだそうですよ。
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そんな田井ノ浜の砂浜からは、どこかで見たような☟植物が芽を出していました。
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どんな植物なのかはすぐに分かりましたが、確かめるために砂をほじくり返してみると・・・
やっぱりありました! 漂着種子としては、ポピュラーなオニグルミ種子の殻が!ヾ(@^▽^@)ノ 
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昨年漂着したオニグルミが、季節風よって砂の中に埋められ、こうして芽を出したのでしょうね。
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こんな風に、漂着種子が渚で芽を出すということはよくあることですが、南方系の漂着種子が芽を出すことは非常に稀なことです。
ですが、今徳島県立博物館で開催中の漂着展・『海からどんぶらこ -浜辺の漂着物-』の会場では、昨年11月に海陽町の海岸で発芽した状態で見つかった、東南アジアや南太平洋に分布する植物の『ゴバンノアシ』(サガリバナ科)の種子が展示されていますので、是非見に来て下さいね~!

by taibeach | 2012-05-07 20:30 | 植物・花・種子  

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