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番外編 : 三匹の小鬼

先日私のブログでも紹介しましたが、1835(天保6)年以来、177年ぶりに全面改築された県南・美波町の四国霊場二十三番札所:薬王寺の仁王門
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25日のクリスマスの日に仁王像2体が仁王門両側に安置され、開眼法要が行われました。
法要の後に行われた完成祝いの「餅投げ」  行きたかったなぁ・・・
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薬王寺には、四国巡礼のお遍路さんだけではなく、厄よけの寺として有名なことから、正月三が日で約20万人の初詣の人出があるなど、年間を通して多くの参拝者が訪れます。
徳島県民ならば、一度は薬王寺に参拝したことがあるハズ・・・  たぶん・・・ σ(^_^;)

さて、そんな薬王寺の厄坂、33段の女坂を上がった所にあるお線香を立てる大香炉。
その大香炉を支える“足の部分”を見たことがあるでしょうか?
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この大香炉、覗きこんで見るとこのような☟「3体の小さな鬼」が支えています。
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この小鬼の名前は、「天邪鬼」(あまのじゃく)。  
一般的に “あまのじゃく” とは、人の意見にあえて逆らうようなことを言う、“ひねくれ者”、“へそ曲がり” のことをさす(あなたのまわりにもいるでしょう?そんな人 ^^;)言葉ですが、仏教においては “人間の煩悩” を表す象徴とされているそうです。
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すごく重そうな大香炉を、わずか3匹の小さな体の天邪鬼が支えているのですが、天邪鬼の顔を見ると「こんなの全然重くねぇや!」って表情をしていますね!(笑)
お正月に初詣、またはそれ以降に薬王寺に参拝する機会があったならば、是非この天邪鬼の我慢顔にも注目してみて下さいね。
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さてさて、普段の日には、日に2回しか撞かれない釣鐘ですが、今夜は大忙しですね。(^^)
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by taibeach | 2012-12-31 12:00 | 番外編  

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