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漁船の灯もLED

10月21日 火曜日
今日の徳島県南は晴れ。
雨上がりの陽射しは強くて、県南の最高気温は美波町26.3度、海陽町26.3度とちょっと暑いくらいの一日でした。

さて、今日10月21日は「あかりの日」
日曜に訪れた生見サーフィンビーチのには、
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こんな電球が漂着していました。
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「舶用電球株式会社」製の船舶用の白熱電球
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電球が灯らなくなったために、船から海に投棄されたものが流れ着いたのでしょう。

先日、徳島県にゆかりのある中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授、 天野浩・名古屋大教授、赤崎勇・名城大教授の日本人3人がノーベル物理学賞を受賞した青色発光ダイオード(LED
従来の白熱電球や高圧放電灯と比べ消費電力少なく、寿命が長いとあって近年は漁業の世界でもLEDを採用する漁船がふえているようです。
昨年は、さんま棒受網漁を行う漁船で使われている、集魚灯の赤い白熱灯が漂着したことがありましたが、サンマは明かりで集めて捕まえる漁であるために「餌は電気」といわれるほど、照明のための燃料を大量に必要とします。
しかしながら昨今の原油価格高騰などで、燃油代が経営を圧迫していたこともあり、集魚灯に発光ダイオード(LED)だけを使った漁船が数年前から登場しているのだとか・・・



漁船のすべての集魚灯を白熱灯からLED化するのには、5000~6000万円ほどかかるそうだが、年間100万円かかっていた電球の更新費用が不要となり、電球の交換の手間もなく乗組員の負担も軽減されたそうですよ。
LED化したことで消費電力は10分の1に、また1回の操業で集魚灯に使う燃油は従来の20分の1にまで減った船もあるようです。 スゴイ省エネ効果ですね!
また従来の漁では、漁船は(前出の)赤色白熱灯によって、サンマを網上に集めて捕っていましたが、LEDの導入でサンマが感知しやすい青緑色の光を作り出せるようになったことで、サンマをあまり傷つけず(品質を落とさず)に捕ることができるそうです。
あぁ、そんなこと書いてたら、なんかサンマが食べたくなってきたよ。(^^;)

by taibeach | 2014-10-21 21:30 | 植物・花・種子  

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