人気ブログランキング |

2012年 11月 22日 ( 1 )

 

番外編 : おいのこさん

先日、北海道の小樽などで、冬の到来を告げると言われるユキムシ(雪虫)が、目も口も明けていられないくらいに大量発生して、市民は困惑している・・・というニュースを見ました。
ユキムシ(雪虫)とは、晩秋~初冬の頃に北海道や東北地方でみられる、アブラムシの仲間の虫で、白い綿状の分泌物をつけて飛ぶ小さな虫の通称。
別名:しろばんば、オユキコジョロ・ユキンコなどと呼ばれ、主な種類としては、トドノネオオワタムシ、ケヤキフシアブラムシ、リンゴワタムシ、ナシワタムシ、などがあげられるとのこと。  
北海道では、初雪間近のサインとされ「雪の妖精」いわれる、初冬の風物詩だそうです。

ユキムシは、北海道や東北地方でみられるものだそうですが、徳島県南でも、昨日あたりからこのユキムシの仲間の虫☟が、たくさん飛び交う姿が見られるようになりました。
と言っても、徳島県南でこの虫が飛び交いだすのは例年のことで、やはりこの虫が見られるようになると、初雪が近い・・・などと言われていたようです。
a0125598_18504263.jpg
徳島における初雪の平年日は12月25日あたりですが、県南ではたぶん年が改まってからになるでしょうから、実際はまだまだ先のことですしょうね。
でも、今は迷信的な、「この虫が飛びだすと初雪が・・・」という言い伝えも、言われ始めた大昔は、今よりもっと寒かったでしょうから、本当に初雪が降ったのかもしれませんね。

さて、今日は『小雪』 
・・・と言っても、俳優・松山ケンイチの奥さんの女優の小雪(こゆき)さんではありません。(^^;)
二十四節気の1つ、小雪(しょうせつ)です!
立冬から数えて15日目、 北国から雪の便りが届く頃と言われていますから、やはりユキムシが飛び始めると初雪間近というのも頷けます。

さてさて、徳島県南で飛び始めたユキムシの仲間の虫。
徳島県南では通称 『おいのこさん』 と呼ばれています。
・・・と言っても、この名前を知っているのは、現在50代半ば以上の方たちで、若い人たちはたぶん知らないでしょうね。
今日11月22日は、(旧暦10月)→亥の月、亥の日。
亥(猪)は、火(火難)を免れるという信仰があり、そこから亥の月の亥の日に火(暖房器具)を使い始めれば、その冬は火事にならないと信じられていたことから、江戸時代には、この日を「炬燵開き」とか「炉開き」と呼んで、暖房器具を出して冬支度をする日とされていたそうです。
あっ、でも庶民は次の亥の日になるので、12月4日。 我が家はまだ我慢だね(笑)
a0125598_18514275.jpg
また、かつて西日本の各地には、この日に行う「亥の子祭り」という無病息災・子孫繁栄を祈る年中行事があったそうな。
各地により行事の内容は様々ですが、この日の亥の刻(午後10時)に穀類を混ぜ込んだ餅を食べたり、子どもたちが球形の石に繋いだ縄を引っぱり、各家をまわり歌を歌いながら石を上下させて地面をたたき、お礼にお菓子などをもらったり(ジャパニーズ・ハロウィーン?)するらしい。
徳島県南での、亥の子の行事のことを知る職場の先輩に聞いてみると、昔子供の頃、この日にはヨモギの餅や、サツマイモであんこを包んだ餅を作って食べたそうですよ。
現在の徳島県南では、亥の子祭りの行事が行われているという話は、もう耳にすることはありませんが、そんな美味しいそうな行事は、是非とも復活してほしいものですね~!(^^)

by taibeach | 2012-11-22 22:00 | 番外編